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  • 執筆者の写真JIROKEN

まんまる水産







秩父・木の家専門店 夫婦で営むJIROKEN工務店土屋賢次郎です。






久しぶりに純粋に笑い、そして泣きました。





先日、対馬で素敵な漁師さんとお話する機会に恵まれました。





写真中央が漁師の原田さん 写真左が東京都にて製造業を営んでおられる今ポン社長。









漁師の原田さんが釣りたてのカツオをもってきてくれました。







私:「な・な・なんだこの魚!おいしい!こんなおいしい魚は初めてだあ!」





原田さん:「今朝釣ってきたカツオです。このカツオは市場では引き取ってくれません。色が悪いという理由で... でも、こっちのカツオの方が実は味はいいんです。見かけが悪いというだけで売れません。」





今ポン社長:「もったいないですね。こんなおいしい魚が僕ら消費者の手に届かないなんて...」






原田さん:「そうなんですよ。ずーっと僕もそれを考えてました。だから、来月船を買う予定です。」






私:「え!船を買うんですか?今の船でいいじゃないですか。」





原田さん:「今より大きな船を買って、沢山釣って、そしてお客様に直接届けようと思います。」







「多くの人においしい魚をたくさん食べてもらいたい!」






「だから船を買ってインターネットで直接お客さんに届けようと思います。お店の名前も決まっています。」






私:「なんていう名前にするんですか?」





原田さん:「まんまる水産。」





今ぽん社長:「ほー!いい名前ですね。なんで まんまる なんですか?」





原田さん:「【まんまる】ってなんか平和というかやさしい感じがして... 良い事をすればみんなに良い事が回ってまた帰ってくる。そんな感じかな。」






原田さん:「私の父も漁師でして。良い漁場をみつけると、他の漁師仲間に教えるんです。するとみんなそこに釣りに行く。自分の釣れる魚の量は減りますよね。そして、また違う漁場を探して釣れれば皆に教える。また、自分の魚量が減る。そんな事を繰り返してます。」






私:「なるほど。自分の魚の量はへっても、お父さんのまわりには人が集まるんじゃないですか?」







原田さん:「そうなんですよ。なぜが父のまわりにはいつも人が集まるんです。そういうところを僕は尊敬してるし、見習おうと思っています。だから私も父みたいに、みんなで良くなりたい。一人でいい想いをするのではなく、まんまるく良い事をまわしてみんなで良くなりたい!」








私は原田さんの純粋な心に感動して涙が出ました。






なんのために仕事をしているのかを教えていただきました。






「まんまる水産」応援したい!











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