家族でガンバル秩父・木の家専門店 JIROKEN工務店の土屋賢次郎です。
本日発売の「MTB日和」に家族で載せていただきました。
マウンテンバイクとの出会いは15年前、カナダに住んでいる時 K先輩に連れてってもらっ
たのが最初でした。
K先輩は とーーーっても 優しい人で初心者の私を、崖あり、急勾配あり、ジャンプ台あ
りの 一歩間違えれば死んでしまうような山へ連れてってくれました。
実際、K先輩はときどき骨折して仕事を休んでいました。
私:「Kenさん。なんで骨折して仕事ができなくなってもマウンテンバイクに乗るのです
か?」
K先輩「楽しいから。」
当時、私はこの「楽しいから。」の意味がわかりませんでした。
そして、K先輩が マウンテンバイク依存症 のように映りました。
骨折してもやめられない依存性。
とても怖い物のように感じたのを覚えています。
そして時は流れて、今から6年前私達夫婦に息子が生まれました。
もともと、アウトドアが好きな私は、息子と一緒にキャンプしたり、ハイキングをするのが
楽しみでした。
息子が4歳になったので 一緒に自転車にでも乗ろうと自転車屋さん(AST FOREST)へ行きま
した。
するとラグビー日本代表 松島幸太郎似の店長が
「滝沢サイクルパークというBMXのコースがありますよ。秩父市民は無料で楽しめますよ。」
と教えてくれました。
無料という事で行ってみることに。
そして親子でBMXを購入。
今度は家族で一緒に自転車を楽しみたいと思いはじめ妻にも自転車が必要になり、
再び、AST FORESTさんへ相談。
松島幸太郎似店長:「せっかく秩父に住んでいるのだから、マウンテンバイクはどうですか?」
私:「あの マウンテンバイクですか?」
私はカナダの優しいK先輩の事を思い出しました。
私:「マウンテンバイクって命がけですよねえ?」
松島似店長:「いえいえ。いろいろな楽しみ方がありますよ。最初は私がレクチャーします
よ。この動画見てください。」
その動画は、私が連れていかれたカナダの山とは違って緩い傾斜で、落ち葉が沢山敷いてあ
る秩父の山でした。
そして、皆さん楽しそうに乗っている。
これは楽しそうだ。
死ぬ可能性は低いと思い、妻用マウンテンバイクを購入。
先ずは秩父ミューズパークへ。
なんと松島幸太郎似の店長はプロライダー。
何から何まで教えてくださいました。
妻用マウンテンバイクを共用で乗っていましたが、自分のマウンテンバイクが欲しくて、
再び AST FORESTへ相談。
そして、何台も試乗させていただきました。
ちょうどそのころカナダに住んでいるK先輩が日本に一時帰国していて、我が家に遊びに来
てくれました。
私:「Kenさん。マウンテンバイク買おうと思うのですが。」
K先輩:「絶対フルサスにしておけ!後々 必要になるから。」
私:「フルサスですか?めちゃくちゃ高いじゃないですか。」
K先輩「ハードテイル買っても すぐにフルサスが欲しくなって もう一台買う事になる方
がお金かかるぞ。」
私:「なるほど。」
素直な私は、またK先輩に騙されてフルサスを購入。
しかも カナダが大好きなので ロッキーマウンテン。
それから、長らく秩父の山を楽しんでいたのですが、
松島似店長:「リフトで登って下れるゲレンデがありますよ。今度みんなで行きましょ
う。」
私:「え!登りがないんですか?下るだけ?それって最高ですね。」
という事でみんなで ふじてんスノーリゾートへ。
その時の衝撃!
「これはやばい!楽しすぎる!」
松島似店長「ゴンドラで登るゲレンデもありますよ。ふじてんより全然広くて長いですよ。」
という事で 富士見パノラマリゾートへ。
「なんだこれ!おもしろすぎる!マウンテンバイク最高!」
という事でK先輩と同じく依存症。
15年経ってやっとK先輩の
「楽しいから。」
を少しだけ理解できました。
いまでは家族でマウンテンバイクを楽しんでいます。
6歳の息子はディズニーランドより富士見パノラマが好き。
マウンテンバイクは依存性がありますね。
やはり怖い乗り物です。
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