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執筆者の写真JIROKEN

「小麦の奴隷」











こんにちは、秩父木の家専門店 夫婦で営むJIROKEN工務店の土屋賢次郎です。








先日、思いがけず大きな「価値観崩壊」を経験しました。








そのきっかけは、突然やってきたパンの訪問販売でした。









ある日の午後、玄関先にニコニコした男性が大きなカゴを持って立っていました。








そして、彼が言った一言が、私の価値観を揺るがすものでした。









「こんにちは!小麦の奴隷です!」








最初は何を言われているのか理解できませんでした。








「小麦の奴隷」とは一体何者なのか…。








頭の中でぐるぐると考えていると、彼がカゴを差し出してきました。







そこには美味しそうなパンが並んでいました。








パン屋の訪問販売?と私は驚きました。









「おすすめは?」と聞くと、






彼は即座に**「ザクザクカレーパン」**を勧めてくれました。









外はカリッとザクザク、内はスパイシーなカレーがとろける絶品パン。私はその瞬間、言葉も出ず、即座にこう言いました。










「それください!」









ところが、次の瞬間、彼の口から返ってきたのは衝撃の言葉。









「申し訳ありません、ザクザクカレーパンは売り切れました。」










売り切れ!?




さっきおすすめしておいて、売り切れ!?






その瞬間、私の心は冷静さを失い、頭の中がぐるぐると回り始めました。










「これ、もしかして売り切れ戦略なのか?」と思わず疑ってしまいました。











おすすめしときながら売り切れと言われると、逆にそのパンがどうしても食べたくなるじゃないですか!











「次こそは絶対に!」





と思ってしまう、あの心理。








まさに**「カレーパン中毒」**になってしまいました。









そこで私は気づきました。








今まで「パンはお店で買うもの」「売り切れている物はすすめない。」と思っていた自分の価値観が、完全に崩れ去った瞬間だったのです。










パンの訪問販売という新しい形態と、「売り切れ」というシンプルな一言で、私の常識が覆された。それが、まさに価値観崩壊の瞬間でした。










訪問販売でパンを売る、売り切れ戦略で欲望を刺激する。









この斬新さが、今の時代にぴったりなのかもしれない。








そして、その「売り切れ」の価値が、私にとって、ただのパン以上の意味を持つようになりました。










この経験を通じて、改めて思いました。










家づくりも、時に既存の価値観を壊し、新しい発想を取り入れることが大切だということ。










「こうあるべき」という考えを超えて、もっと自由で柔軟な視点で、お客様にとって本当に価値のある家を提供していく。









そのことが、私たちに求められていることだと感じました。











次回、「小麦の奴隷」の訪問が待ち遠しい。








そして、ザクザクカレーパンを手に入れるために、全力で挑戦します!








皆さんも、もし「小麦の奴隷」に出会ったときは、ぜひその扉を開けてください。









新しい価値観と驚きが、あなたを待っているかもしれませんよ!

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